第21回看大祭「Time to join forces ~何事も終わるまでは不可能に見える~」を開催しました

2020/11/25

概要

名称: 第21回 石川県立看大学 大学祭
日程: 令和2年10月24日(土)9:00~17:00
競技種目:ソフトバレー、バドミントン、バスケットボール、TVゲーム、ダンス、紅葉ウォーキング
主催: 第21回看大祭実行委員会
後援: 石川県立看護大学同窓会 さくら会

スローガン: Time to join forces ~何事も終わるまでは不可能にみえる~

 今年の大学祭では、コロナ禍のため地域住民をはじめとした学外の方々と繋がることを断念し、感染対策をしながらも学生が主体となって盛り上がろうという想いで始めました。
 このスローガンには三つの基盤があります。
 一つ目は、新学期から希薄だった学生間の縦と横の交流を深めること。二つ目はステイホーム期間中に不足していた活動量をスポーツで補い、運動不足解消かつストレス発散につなげること。そして三つ目は、十分な感染対策の上で活動を行い、我ら看護大学が見本となることです。
 悪疫によって落ち着かない社会には不安が募るばかりだと思いますが、活動を通して参加者の気持ちを少しでも鼓舞できることを願い、今回のスローガンを掲げました。

看大祭実行委員長挨拶

 この度は無事に大学祭を閉幕することができ、2週間の経過観察を経てここに報告できることを、とても嬉しく思います。
 コロナ禍の中での開催が予想されたため、始めは開催をするか否かで互いに意見がぶつかり、実行委員どうしで何度も話し合う場面が続きました。しかし、このような状況下だからこそ看護学生としての意識を皆で高める機会にできると考え、徹底した感染対策のもと、多学年での交流をはぐくめる場として、スポーツ大会の形で大学祭を開催する方針を決定しました。一人一人が責任をもって行動することを前提とし、競技では勝敗よりも親睦を深めることをモットーとしました。直前まで先生方から感染対策のご意見ご指導を受け、実行委員が何度もルールを改定しました。マスク着用やアルコール消毒剤の設置、常時換気が行われているか等の見回りチェックも徹底することとしました。気の緩みが許されない状態が続く中、県下?学内の感染状況を鑑みて、前日に開催を決定できた次第です。
 ですので、何よりも怪我や感染症状がなく無事に開催できたことを、純粋に嬉しく思います。「楽しかった」「久しぶりに思い切り運動できた」などの声を聴くと、目標としていた「制限ある中でも学生間の親睦を深める」ということも達成出来たのではないかと思えました。また、これはひとえに参加者の感染対策意識の高まりと先生方のお力添えによるものです。心より感謝致します。
 今後も十分な対策と自己管理を徹底し、学生生活に勤しんでいきたいと思います。

競技

 運動競技としてはソフトバレー、バドミントン、バスケットボールを行いました。また運動が苦手な学生のことも考慮してTVゲーム、ダンス、紅葉ウォーキングなどを行いました。どの競技でも、感染対策として活動の前後に手指消毒?使用する物品の消毒を欠かさず行い、勝利よりも感染対策を重視し、あくまで親睦会としてマスクをしたままでも続けられるような運動強度ですることを前提にしました。
 ソフトバレーでは、3位に教員と院生のチームが入り、他の1,2年生とともに白熱した試合を繰り広げました。また、バドミントンでは優勝チームと準優勝チームが先生方とのエキシビジョンマッチを行い、先生方の意外な一面を垣間見ることができました。その後のバスケットボールの試合では、男子のスーパーシュートや元バスケ部の安定感を見せつけられました。

 講堂で行われたTVゲームでは、大きなスクリーンに映し出された迫力ある試合に、学生たちは熱狂していました。閉会式前に行われた今年の看大祭のトリであるダンス披露では、大きな声援を送れない代わりに自分の持っているスマートフォンのライトを使い、見る側の学生たちも一緒になって盛り上げようと工夫していました。
野外で行われた紅葉ウォーキングでは、学生と教員との交流が見られ、学園周辺を自由に散策することができ、楽しめた様子がありました。当日は途中から激しい雨にも見舞われ、予定通りに進行しない場面もありましたが、皆で協力することができました。

感染対策

当日までに行ったこと

  • 2週間の健康チェック、行動記録表の記載

当日行ったこと

  • 常時換気(体育館の非常口と入口2方向開放、2F窓は少量持続換気を実行)
  • マスクの常時着用
  • 毎試合前後にアルコールによる手指、使用する物品の消毒
  • 受付にて体温測定、自覚症状の有無、2週間以内の体調、陽性者や疑いのある人との接触の有無、予備マスクの有無、指定したサージカルマスクを着用しているかの確認
  • 密を避けるため体育館の最大入室可能人数の設定、超えた場合選手と審判、役員以外は退出
  • 多くの学生が利用しているLINEを用いてオープンチャットを作成し、そこで随時感染対策や試合の進行状況について発信

受付

3ヶ所に分けることで一定の距離を保ち、密を避ける仕組みで受付する役員

開会式

準備体操

怪我の無いことを大前提とし、競技前にラジオ体操を行う参加者

マスクを常時着用しての競技

ソフトバレー

コートは三面作れるところを二面とし、間に距離を保ちながら常時換気も行いました。

感染対策

バドミントン

ソフトバレーと同様に、感染対策を意識してコートの配置を行いました。
常時換気と随時消毒を徹底

バスケットボール

密になりやすい競技の一つであるため、役員一同互いにとくに厳しい目を持ちながら選手を監視し、感染対策を徹底して行いました。

TVゲーム

扉を開放し、手袋着用とコントローラーの除菌等、手指衛生を徹底しながら行いました。

紅葉ウォーキング&昼食弁当

ダンス

閉会式

開会式と同様に、密を避け常時換気を徹底した中で行いました。
委員長の挨拶より、今後の学生生活での感染予防継続について意識が高まる参加者