令和4年度 認定看護師教育課程修了生フォローアップ研修を開催しました

2023/03/07

令和5年2月4日(土) 認定看護師教育課程フォローアップ研修会を開催しました

 今年度は、感染管理と認知症看護、看護管理者合同で、オンラインによる研修会を開催しました。感染管理、認知症看護、看護管理者の各教育課程修了生と、一般参加者合わせて360名が参加しました。
 研修は3部構成で行われ、第1部では、3教育課程合同での講演会「未来の看護に向けて」というテーマで、本学の真田弘美学長の講演を受けました。ロボットやVR、AR等を活用し、さらに人工知能を用いた看護を提供するシステムを構築することで、より質の高い「生きる力を看る、そして最後まで護る」看護が提供できると実感いたしました。また、個々が未来に目指す看護の在り方を考える機会ともなりました。
 第2部、第3部は感染管理?認知症看護のコースに分かれ、研修会を行いました。
感染管理の第2部は、公立つるぎ病院 感染管理特定認定看護師 嶋田由美子 先生から、「特定認定看護師の活動」という内容で講義を受け、感染管理認定看護師としての自身の役割、地域や組織から求められる役割を考え、自身の今後の活動に活かしていくための決意を新たにすることができました。第3部は、「感染管理認定看護師活動報告」と題して、5名の修了生が実践報告を行いました。
 認知症看護の第2部は、ソフィアメディ訪問看護ステーション管理者? 伊藤 達也 先生から、「認知症の人を地域で支える訪問看護師の実際~自宅に帰りたい思いを支える~」という内容で講義を受け、療養生活を継続するために、病院の中の看護だけにとどまらず、退院後の姿を想像し、本人の意向?意思を尊重した支援を行う重要性を学び、今後のケアにつなげていくための認知症看護認定看護師としての役割や課題を明確にすることができました。第3部は「活かそう!コロナ禍で得た新たなケア~“生(活)きる”を支えるために~」と題して、7名の修了生が実践報告を行いました。
 澳门金沙城中心感染症流行後3年が経過し、多くの苦難をともに乗り越え、今もなお対応していく仲間と同じ時間を共有し、学ぶことで、明日からの実践への大きな活力となりました。同じ認定看護師の仲間として今後もネットワークを活かし役割を果たしていきたいと思います。

 

企画?運営担当:松澤 麻里、池田富三香、大井希美佳、北川 洋子

企画?運営担当:松澤 麻里、池田富三香、大井希美佳、北川 洋子