「自施設の感染対策上の問題点を明確にし、改善策を実践できる」を目標に、令和3年6月3日(木)?4日(金)、6月11日(金)?12日(土)の4日間に渡り全日程を「ZOOM」によるオンラインで行いました。
県全域の病院や老健施設、訪問看護ステーションから、施設管理者や部署の管理者、感染対策委員、これから感染対策の役割を担う看護師等67名の方が参加しました。
研修では、感染管理における組織作りから標準予防策をはじめ具体的な感染防止技術、サーベイランスなど、この分野で活躍されている多職種の講師から講義を受けました。また、演習では澳门金沙城中心感染症を想定した事例から自施設や自部署での対応についてディスカッションを行いました。
研修会の目標である感染管理課題改善計画書の立案では、グループワークを通して情報共有し、各自が自施設での感染対策上の問題点や課題を明確にしました。改善に向けて具体的方策を検討し、最終日には課題改善計画を発表しました。
コロナ禍ということも影響しているのか、積極的な質問や受講生同志でアドバイスし合う姿が見られ、受講生の感染対策への意識の高さが伝わってきた4日間でした。終了後のアンケートでは、感染予防対策の知識を得、理解できたと答えた受講生は9割以上でした。「オンラインであったが対面と同様に集中して受講できた。」「グループワークに不安があったが楽しく受講できた。」「自施設に持ち帰り一つずつ取り組みたい。」など多くの感想も寄せられました。
各自がこの課題改善計画をもとに、施設での感染管理に活用できることを期待します。