令和4年度 看護教員現任研修を開催しました(11月5日)

2022/11/17

自分の授業から学ぶワークショップ

 

 令和4年度 石川県看護教員現任研修 第4回目は、11月5日(土)10:00~15:00にて、石川県内の看護教員12名を対象に本学において対面で行いました。 

 講師に石川県立大学の小椋賢治先生をお招きし、「授業実施上の問題点を参加者同士で共有して、問題点を解決するために授業設計の考えかたとその手法を習得すること」を目的として研修設計をしていただきました。

 まず、参加者が日々抱えている「授業でのもやもや」を共有することから開始しました。その後、講義で「授業設計の基本」を理解し、グループワークで科目設計や個人ワークで授業設計案の作成を行いました。短時間のワークでも集中して日々の授業を振り返り、参加者間で情報共有や共感をしている姿が印象的でした。グループワークや個人ワークで取り組んだ成果物は、発表やポスターツアーを行い共有しました。最後の座談会では、最初のもやもやが解消され、「授業設計をしっかり見直し、学生も教員も笑顔でワクワクする授業を続けていきたい」という感想が聞かれました。

 あっという間の4時間でワークショップの目標である「授業設計の基本?授業の方法?学習活動について理解する」、「学んだ知識を組み込んだ授業を設計して説明することができる」、「他の参加者からのフィードバックを通して授業改善につなげることができる」を達成できました。参加者アンケートでも「教育活動を振り返る機会になった」、「今後の教育活動の参考になった」のいずれも「はい」(100%)の回答が得られました。感想では、「授業設計の大切さを改めて感じた」や「様々な手法も取り入れて授業をつくっていきたい」、「評価方法など新しい知識も得られてよかった」など、今後の授業に関して前向きな感想が聞かれました。

 各施設に学びを持ち帰り、実践に活かしていただけることを期待いたします。参加者の皆様、ご参加いただきありがとうございました。

 

企画?運営担当者:寺井梨恵子、瀬戸清華、千田明日香、加藤克典