研究者情報 研究シーズ集
58/86

56 | SEEDS在宅看護/パーキンソン病/口腔機能Haruna Ushimuracontact: ushimura@ishikawa-nu.ac.jpリサーチマップ https://researchmap.jp/u-haru図1.口腔機能測定方法の例図2.これまでに取り組んだ研究(Parkinson病の??咀嚼機能と栄養素摂取量との関連)訪問看護師としての経験を活かして在宅療養に活かせる研究をしたいと思っています。私自身、研究については勉強中なので、学生と一緒に成長したいと思っています。メッセージ研究分野在宅看護学所属学会日本在宅看護学会/在宅ケア学会学歴?経歴2023年石川県立看護大学博士前期課程 修了2023年石川県立看護大学博士後期課程 在籍論文独居パーキンソン病療養者の家庭内事故に関する文献レビュー, 石川看護雑誌, 18, 89-95, 2021. 講演?口頭発表等●Tongue pressure is associated with oral health-related quality of life and nutritional status among Japanese elderly people, The 27th East Asian Forum of Nursing Scholars, 2014.●訪問看護師の看取り後のグリーフケアに関する配慮, 第12回日本在宅看護学会学術集会, 一般演題, 2022. 食べることは生きることであり、喜びでもある。食べることを諦めなくて良い社会に向けて、口のはたらきを探る。研究の概要 食事は単に栄養をとるだけでなく、「美味しい」と喜びを感じ、人と一緒に食べることにより仲が深まるなど、生きる上で欠かせないものである。しかし、人生の楽しみである食事が困難となる場合があり、その原因には加齢や病気による口の機能の衰えがある。口の機能が衰えると、最初は、むせたり、食べにくい食品があったりする程度だが、進行すると食べられなくなり、ついには栄養不足により心身機能が低下する。しかし、早期に気づいて対応することで、口の機能低下を予防することができる。そこで、口の機能が低下しやすい高齢者やパーキンソン病の方の口の機能に関する研究をすることにより、食べることを諦めなくて良い社会に貢献したいと考えている。牛村 春奈 助手

元のページ  ../index.html#58

このブックを見る